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ウレタン防水のメリット・デメリットについてご紹介!

防水の豆知識防水工事 2024.05.25 (Sat) 更新

大阪市・東住吉区・平野区の皆さまこんにちは😊

大阪市・東住吉区・平野区に地域密着の外壁塗装・屋根・雨漏り専門店 つねペイントです。

東住吉ショールーム ブログ更新担当山本です。

も現場ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

 

屋上やベランダ・バルコニーなどの平面には、防水対策として「防水工事」を行います。

しかし、どんな防水施工法が良いのかわからないという方も少なくありません。

そこで今回は、ウレタン防水のメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

 

 

ウレタン防水とは⁈

ウレタン防水とは、ウレタン樹脂を使用した防水工事のことで、屋上やベランダなどの床に液体状のウレタン

樹脂を複数回塗って乾燥させ、防水の膜を形成する防水工法の一つです。

ウレタン樹脂はゴム状で弾性があり、塗布すると化学反応を起こして硬化します。

施工する床の面積や形状、材質を問わず施工可能なため、数ある防水施工の中でもよく使われる防水施工法と

なっています。

 

 

ウレタン防水の特徴とは⁈

ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を用いた防水工事のため、仕上がりが滑らかで見栄えが良い仕上がり

になります。また、既存の防水層の上から施工が可能なため、防水層を撤去する必要もなく、工期が短くすみ

廃材が出にくいのも特徴の1つになります。

 

 

ウレタン防水のメリットとは⁈

継ぎ目がない

ウレタン防水は、塗料のように液状のウレタン樹脂を塗布していくため、継ぎ目のない防水層を形成できます。

シート防水などの場合は、その性質上、継ぎ目が必ずできます。

シート防水とは違い、継ぎ目から剥がれたり雨漏りする心配がなく、高い防水性が期待できます。

 

複雑な形状にも対応できる

ウレタン防水は液状のウレタン樹脂を重ね塗りして防水層を作るため、段差や複雑な形状にも対応できます。

 

メンテナンスが比較的安価

ウレタン防水は他の防水工事と比べると、比較的安価に抑えることができるのもメリットの一つです。

ウレタン防水は施工の最後に、表面を保護するためにトップコートを塗布します。

このトップコートは5年程度で塗り替える必要がありますがウレタン防水で形成した防水層は傷みにくくなるため、

15年程度の耐用年数はあります。

 

軽量のためお家に負担がかからない

ウレタン防水は液状のウレタン樹脂を塗り重ねるだけなので軽く、重量による負担をお家にかけることがありません。

 

 

ウレタン防水のデメリットとは⁈

職人の技術が仕上がりを左右する

ウレタン防水は、手作業でウレタン樹脂を塗布していくので、職人の技術によって仕上がりが左右されます。

防水層の厚みが均一でないと表面に凸凹が生じ水が上手く流れません。また、水が溜まりやすいと劣化も早まります。

そのため、職人の技術によって仕上がりが大きく左右されることになります。

 

乾燥が遅い

ウレタン樹脂は乾燥が遅いため、工程に余裕を持たせる必要があります。

ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を塗布するためしっかり乾燥させなければ効果が発揮されません。

もし、雨が降ってしまえば数日施工が出来ないケースも少なくありません。

 

 

ウレタン防水の3つの工法とは⁈

ウレタン防水には、大きく分けて2種類の工法があります。

  • 密着工法
  • 通気緩衝工法

それぞれの違いを見ていきましょう。

 

ウレタン防水『密着工法』

密着工法とは、下地に直接ウレタン樹脂を塗布する工法です。

ウレタン樹脂を塗布したらメッシュのシートを補強のために貼り付け、さらにウレタン樹脂を重ねて塗ります。

ウレタン樹脂の防水層が一定の厚さになるまで塗り重ね、最後にトップコートを塗布します。

ウレタン防水のなかでも、比較的工期が短く費用も安価なことが特徴です。

 

下地の影響を受けやすく、下地を充分に乾燥させてから施工しないとすぐに劣化してしまう可能性があります。

そのため、下地をしっかり乾燥させられるベランダなどの狭い場所向きの防水工事になります。

 

▲ベランダ防水工事についてはこちらをご覧ください!

 

 

ウレタン防水『通気緩衝工法』

通気緩衝工法とは、絶縁工法とも呼ばれる防水施工法で、下地に通気緩衝シートを貼り、その上にウレタン

樹脂を塗り重ねていく工法です。

通気緩衝工法には脱気筒が設置され、下地から発生した湿気が逃げるようになっているので、防水層が膨れ

たりひび割れが起こったりしにくい特徴があります。

 

経年劣化で痛んだり、雨漏りを起こしてる建物や陸屋根などには、この通気緩衝工法が用いられることが多いです。

密着工法よりも工程が多く、耐久性が高い代わりに工期と費用がかかります。

 

▲屋上ウレタン塗膜防水(通気緩衝工法)についてはこちらをご覧ください!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ウレタン防水のメリット・デメリットについてご紹介しました。

ウレタン防水は施工場所を選ばず、施工費用もメンテナンス費用も安く、建物にも負担がかかりづらい、

メリットが多い施工法です。

しかし、施工には技術が必要になるため、業者選びは慎重に行わなくてはなりません。

 

つねペイントでは、現地調査を行い、お客様としっかりコミュニケーションをとった上で最適な施工方法をご提案

させて頂きます。ご自身のお家にはどの工法が良いのか知りたい方は、お気軽につねペイントまでご連絡下さい。

少しでも皆さまの参考になれば幸いです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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